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最終更新日:2023年12月23日12時20分(物件情報の更新)

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思う事

代表の出村です。

 

知床岬での海難事故、一日も早くご遺族の方に戻してあげれる事を願う

ばかりです。

それにしても、日々の報道を聞くたびに運航会社のずさんさにあきれて

しまうのは私だけでしょうか。

ひとたび事故が起これば悲惨な結末になるのが海での事故です。

 

私は沖縄の海が好きで、過去に何回も家族で出掛けました。

エメラルドグリーンの独特の海の色、透き通った水中に出会うとグラス

ボートなどに乗船して自分で泳いでいけない場所まで行きたくなるのは

自然な事ですが、過去に沖縄県に最も近い鹿児島県の与論島に行った時

にもグラスボートに乗船しましたが、救命胴衣が備え付けられているのに

船長さんはそれを身に着けてと言わないのです。

 

自らの身を守るため、家内と子供に私は救命胴衣を身に付けました。

その時、船長が放った一言を忘れもしません。

「地元の子供たちはそんなもん、身に付けんよ。」

海の中に投げ出されても海水は浮力があるから、沈まないと言いました。

長年、操船していて一回も事故を起こしたことは無いのでしょう。

 

又、宮古島から下地島に渡るのに、レンタカーと一緒にフェリーに乗船

しましたが、台風が過ぎ去って間もないタイミングだったので、素人目

に見ても結構、波が立っているのがわかります。

こんな状況で大丈夫なのかと思いましたが、宿を下地島で取っていたので

乗らないわけにはいけません。

 

案の定、30分ほどの乗船時間中、手すりにしがみついていないと立って

いられないほどの横揺れが続きました。

今思うと、このフェリーの船長も過去に何も起こらなかったのでしょう。

 

知床の事故の船長も事故を起こそうとしていたわけでは無いのでしょうが

会社の方針を含めて、あまりにも人命をないがしろにしていたのでは。

時計の針を巻き戻す事は出来ません。

 

被害にあわれた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 

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