2022.06.30
そんなものなんですか?
代表の出村です。
いつもの様に肩の凝らないお話です。
先日、新築用地を探しているお客様をエスコートさせて頂きました。
その時のやり取りです。
これから新築住宅を建てる、けれど建築用地を所有されていなくて新たに
土地を取得する方には参考になるのではないでしょうか。
そのお客様は和泉市のベッドタウン(光明台、青葉台、はつが野など)で
新築用地を探されていました。
ご予算に見合う土地を何件かご紹介させていただく中で、建築されるビルダー
は決定しているのか尋ねました。
曰く、色んなハウスメーカーさんの展示場に見学に行ったそうですが、必ず
質問されるのが、「建築用地はお持ちですか?」という質問だそうです。
現在探しているところですと、答えると微妙に営業マンの距離が遠くなるよう
です。
そして、何社目かの展示場を見学した時、建築用地は持っていますと答えた
そうです。
今までの建築用地を持っていないと答えた時の各展示場の営業マンの対応と
明らかに違いがあったようです。
畳み掛けるように、年収は?職業は?建築予算は?などと矢継ぎ早に質問
攻めにあったそうです。
私も営業職なので、質問の意図はわかりますが、そのお客様は手のひらを
返されたような対応にガッカリされたといっていました。
そんなものなんですか?と、質問されましたが難しいところですね。
ハウスメーカーさんと私達、総合不動産会社は立ち位置が違うので、何とも
言えないのですが、後述の様なご提案はよくしております。
土地を新たに購入してその土地に住宅を建てる場合、総予算を把握しないと
土地代として、幾らまで注ぎ込めるかわかりません。
又、土地の上に古家(既存の住宅)があればその家の除去費用も計上しなけ
ればなりません。
仮の話で、総予算が4,000万円としましょうか。
すると、
建築資金として1,800万円見込んでいるとすれば、
4,000万-1,800万=2,200万円
諸経費として、
●建物除去費用:130万円
●建築確認申請費:80万円
●外構工事費用:150万円
●登記費用:70万円
●土地面積仲介手数料:75万円
●住宅ローン関係経費:50万円
●固定資産税:15万円
●印紙代など:10万円
●地盤改良費:50万円
●その他予備費:50万円
ざっと、470万円です。
建築費1,800万+経費470万円=2,270万円
と言う事は、土地購入予算としては、
総予算4,000万-2,270万=1,730万円となる訳です。
探し始められたばかりのお客様に、こんな試算書をお渡しすると大体、
皆さんエッ!こんなにかかるのですか?というような反応をされます。
マイホームをゼロから作っていくにはエネルギーとある程度の知識も
必要となります。
先ほどの展示場のお話は、全ての展示場の営業マンのスタンスでは
無いとは思いますが、お客様のご要望に少しでも寄り添える様に
心掛けていかなければならない事を痛感しています。
弊社では、
地元を中心にリフォーム工事や中古住宅のリノベーション事業も展開
しています。
安心・安全・親切をモットーにこれからも地元の皆さまに愛される総合不動産
会社を目指してまいります。
***
検索やTwitterからご覧下さった方へご案内です。
弊社は、堺市南区の不動産屋さん『泉北総合ホーム』で御座います。
堺市中区、堺市南区、泉北ニュータウンを中心に
南大阪全般の不動産(中古マンション、戸建て、土地等)を取り扱っております。
どんな不動産の物件探しも、泉北総合ホームへお気軽にご相談ください。
TOPページは、こちらで御座います。
コメントを残す